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True fair play(2)

2009.10.17 Sat
True fair play(1)つづき

 初戦が重要である事は言うまでもない。
しかも、日本のホーム。ホームでの引き分けは日本にとって負けに等しく、オマーンにとっては勝利に値するもの。ホームでの負けなど言語道断である。
 どんな大会でもプレッシャーがかかるものだが、サッカーの大会の最高峰「ワールドカップ」の予選となれば話が違うだろう。国と国の威信をかけた戦い。そんな重圧を選手達は一身に背負い、戦っていたと思われる。

             じゃぱn vs おまん 

 試合は終始日本がボールを支配していたが決定機を見出せず、前半30分に与えられたPKも相手キーパーに止められ得点することができなかった。オマーンも日本のミスをうかがいつつ、時折見せるカウンターは脅威を放っていた。後半、ジーコ監督は交代カードを全て切り(3人を交代)、攻撃的布陣で挑んだが、守備を固めるオマーンを切り崩せず無情にも時間だけが過ぎていった。

     japan oman

 そんな膠着状態の中起こったのがあの場面。
パスが通ればビッグチャンスとなる、そんな場面で中田英寿はボールをピッチの外に大きく蹴り出したのだった。あの試合を観戦していた誰もが呆気に取られたのではないだろうか。当然、そのビッグチャンスとなるパスを受けていたであろう三都主選手もそのプレイに納得できず、中田に歩み寄る。そして激しく口論しているところが映し出された。三都主が憤怒するのも仕方なく見えた。考えてみて欲しい。W予選の初戦、後半40分0-0、あと5分少々で試合が終了するにも拘わらず、得点に繋がるかもしれないボールを外に蹴り出したのだから。誰もが理解に苦しむ行動を取った中田。動画では解説が適当な事を言っているが、納得がいかない三都主に向かって、実際彼はこう言っていたそうだ。






















          nakasan.jpg

          「倒れているだろう!
      命に関わったらどうするんだ!」























 選手がサッカーの試合中や練習中に倒れて急死するという話は少なくない。最近では、試合中や練習中ではないが日本代表の中村俊輔が在籍中のスペイン1部リーグのエスパニョールの主将ダニエル・ハルケ(26)が2009 8/8、心不全のために急死している。

                   scb0908091007004-n1.jpg



 
 あの瞬間、敵チームの選手の命を気遣えた者が中田を除いているだろうか。
確かにそれまで日本の選手と接触がある度に地面にうずくまり、時間稼ぎに見られるような行為をしていたオマーン。40分のそれも「また時間稼ぎか」と誰もが思っただろう。そのままプレイを続行しろと言わんばかりの空気。しかし中田は日本の窮地であるにも拘わらず、ボールを外に出した。

          nakatasantos.jpg

 もし引き分けや負けていたなら、あの行為はバッシングを浴びていたのではないだろうか。そんな事よりまず相手の命を考えた中田。
 彼の行為はフェアプレイの観点からも称讃に値するが、何よりこの試合に対する彼の姿勢を表している。
 試合前、格下の相手とはいえW杯予選、国の威信がぶつかる戦い、厳しい試合になる、焦ってはいけない、とどの選手も思っていたに違いない。しかしあの試合、冷静でいられたのは中田ただ一人。あの状況で何の迷いなくボールを蹴り出せたプレイにそれが窺える。
 

 三都主や他の選手、サポーターもまた日本の勝利を願って止まず、必死に戦っていた。彼のプレイを疑問視するのは仕方なかったかもしれない。
 しかし、中田だけは本質を見抜き、真のフェアプレー、暗黙のルールを貫いた。結果的に日本は勝利したのは彼が呼び寄せたと言っても過言ではない。

 これらを踏まえた上で動画を観れば、最初の印象と変わったものになるかもしれない。
 

 前回記事


 彼だけは、万人が見ている光景とは違って、
一歩先の広い視野を持っている気がしてならない。
それはサッカーだけでなく彼の人生においても。





























































おまけ



“中田英寿 僕が見た、この地球。”
2006年ドイツW杯を最後に引退した中田英寿。
謎に包まれし男はその後何をしていたのか、何者なのか、どこに向かっているのか。
少しだけ解ります。面白かったのでオススメ。












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